
ストレッチとは筋肉が持つ弾性と、可塑性という性質を活用することによって柔軟性を一時的に獲得するものです。
(弾性とは、引き延ばされた後に元の長さに戻ること。可塑性とは、引き延ばされた後に元の長さよりも長くなることです。)
ストレッチングには大きく分けて2つの種類があります。
身体を動かしながら筋肉を伸ばす動的ストレッチと、姿勢を保持したままゆっくりと伸ばす静的ストレッチに分けられます。
どちらのストレッチを選択するかは、ストレッチをする目的によって異なります。
今回はお家でもできる静的ストレッチをご紹介します。
<3方向タオル腿裏ストレッチ>
仰向けになり足裏にタオルを引っ掛け、それぞれの方向(①正面②外側③内側)で頭側に引っ張る。
①正面(伸びる部位:ハムストリング)
②外側(伸びる部位:内転筋)
③内側(伸びる部位;臀部)
*注意点
・膝を曲げない。
・反対側の膝裏が浮かない。
・つま先は常に正面で90度にする。
・②、③では肩を浮かさない。
〜ストレッチの時間〜
静的ストレッチでは軽く張りが感じられ、強く痛みが出ない姿勢で30秒〜1分程度姿勢を保持しましょう。
〜ストレッチのタイミング〜
ストレッチの効果は徐々に減少していきます。1日の中で何回かに分けて取り組んでみましょう。特に体温が高い状態でストレッチをすることが効果的なので、運動後やお風呂に入った後がおすすめです!
ま と め
運動をやらなくてはいけないとわかっていても、行動に移せていない方は非常に多くいらっしゃると思います。
そんな方々は、「せっかく運動するなら30分、1時間はやらなくちゃ!」「歩くだけでは足りないから筋トレもしよう!」などなど、、、ハードルが上がりすぎている方も多くおられる印象です。
まずは、ご自身が無理のない範囲で継続できる運動から始めてみてください。
継続することが何よりも結果につながると思います!