みなさんは日頃、どのくらいの頻度で運動をおこなっていますか?
運動をしないといけないことは分かっていても、ついつい先延ばしにしていませんか。
まずはお家の中でできる、簡単な全身運動から始めていきましょう。
今回は①スクワットと②腕立て伏せをご紹介します。
この2つのエクササイズは、手軽にできるうえに、しっかりと負荷をかけることができます。
それぞれの注意点に気をつけながら、継続して取り組んでみてください。
<スクワット>
スクワットは主に下半身のエクササイズです。
臀部や大腿四頭筋、ハムストリングを鍛えることができます。
これらの筋肉は非常に面積が大きく、筋肉量増量や基礎代謝の向上に効果的です。
スクワットをする際に、「膝はつま先より前に出たらいけないですよね?」と質問されることがよくあります。
結論、そんなことないです!
では、膝が前より出ないようにスクワットをした場合、足裏にかかっている体重は均等ですか?
重心が踵側に寄り、つま先が浮きやすくなっていないですか?
足の長さは人それぞれです。
多くの方は、つま先が膝よりも少し前に出るくらいが、足裏全体で体重を支えやすい姿勢になると思います。
足裏全体が地面に接地していることを感じながら、スクワットに取り組んでみましょう!
方法
- 手を腰に当て、足を肩幅に開き、つま先をやや外側に向ける。
- 胸を張って背筋を伸ばしたまま、腰を落とす。
(腰を落とす深さは、徐々に深くしてください。目標は、太ももが床と並行になるくらいの高さです。)
*注意点
・足裏全体に均等に体重をかける。
・膝とつま先を同じ方向に向ける。
・背中を丸くしない。
・腰を反らせすぎない。
<腕立て伏せ>
腕立て伏せは主に上半身のエクササイズです。
腕立て伏せは体重の60〜70%程度の負荷がかかると言われています。
非常にお手軽に負荷をかけることができる良い種目ですが、間違った姿勢で痛みや怪我を起こしやすい種目でもあります。
注意点に気をつけながら安全に取り組んでみてください!
方法
① 手幅を肩幅よりやや広めにし、腕と足で体を支える。
② 肘を曲げながら、手と手の間に胸を近づける。
(腕と足で体を支える事が難しい場合、膝をついた姿勢でおこなってください)
*注意点
・脇を開きすぎない。
・身体を一直線に保つ。
・顎を上げない。
・肩をすくめない。
〜まとめ〜
今回はお家でできるエクササイズをご紹介しました。
どちらも1セット10回を目安に挑戦してみてください。
もちろん、できない場合は徐々に回数を増やしてみてください!
慣れてくるとセット数を増やしていき、10回3セットを目標にして取り組んでみましょう。